使う人のために工夫されたそろばんは?玉の大きさは??
この度、新商品として《おけいこそろばん》を発売いたしました。
「少し玉の大きな・・・」とご説明していますが、《教科書そろばんKS-15》とどう違うの??っていうご質問が多いので、ここで雲州堂で扱っているいろいろな種類のそろばんや玉の特長を比べてみますね^^v
まず最初の画像には4種類のそろばんが載っています。
☆ 一番上が、ふつうのそろばんです。「23桁そろばん」や「27桁そろばん」、また「ワンタッチそろばん」の玉は全て<八寸玉>というサイズの玉です。長いそろばん作りの歴史の間に工夫・努力を重ね、「速く」「正確に」はじくために理想的な玉の大きさと運動距離となっています。慣れないと隣の玉も一緒に触ってしまったり・・・と最初は間違いも多いですが、練習して熟練してくると、この大きさと運動距離が最適であることが理解できます。
☆ 二番目は、「教科書そろばんKS-15」です。八寸玉より一回り大きな<大八寸玉>です。 小学校などで初めてそろばんを使う初心者の方のために、玉を大きくして、運動距離を少し広くして、隣の玉をいっしょに動かしてしまわないように使いやすく工夫されています。
☆ 三番目は、新製品の「おけいこそろばん」です。KS-15より玉が大きく、柔らかいフォルムに形成されています。黄色の玉ですのでハッキリ見え、小さいお子様にも安心して触っていただけます。運動距離もかなり広く取ってありますので、一つ一つの玉をゆっくりはじくことが出来ます。
☆ 四番目は、「デカパチそろばん」です。八寸玉の体積の2倍強の大きさがあります。枠と玉とに工夫し、はじくとパチパチと楽しい音が出て、お年寄りや小さいお子様も楽しくそろばんが学べます。運動距離も広く取って、上がり下がりを確かめながらはじくことが出来ます。
そして、次の画像で3種類の「15桁」のそろばんを並べてみました。
☆ 一番上が、普通の八寸玉のそろばん。
☆ 二番目が、大八寸玉のKS-15.
☆ 三番目が、おけいこそろばん。
同じ15桁でも、玉の大きさと運動距離が違うと、こんなに大きさが違ってくるのですね。
そろばんを購入される時、「どんな方が」「何を目的に」使われるのかを確かめて、この記事も選ぶ時のヒントにしてみてください。