映画「武士の家計簿」

「そろばん侍」の生涯と家族愛を描く 「武士の家計簿」 ・・・昨年12月にもNEWSでご紹介させていただきましたが、平成22年12月4日から上映されることになりました。

堺雅人氏の軽快なそろばん指さばき

 

 

 

 

 

 

 

 

映画の製作では監督を森田芳光氏が担当、主人公・猪山直之役に堺雅人氏、その妻・駒の役は仲間由紀恵さんが演じる。原作は磯田道史氏(茨城大学准教授)の新潮新書「武士の家計簿《加賀藩御算用者》の幕末維新」。

 加賀藩で藩の財政をつかさどる役人「御算用者」を務める猪山家の八代当主・直之。映画では、直之の一貫した倹約ぶりとけなげに夫を支える妻の姿が描かれ、そんな「家族愛」に支えられて、直之は加賀藩の財政と猪山家の家政再建という直面する大きな課題に立ち向かっていく。

 時代は江戸から明治へ。直之の息子・成之も父の「そろばん魂」を受け継ぎ、すぐれた算用者として、時代が求めたその才能を評価され、新政府のもとで力を発揮する。

 

 この映画のために、全国珠算教育連盟では、製作当初から珠算教育研究所・谷賢治先生が、制作スタジオでの俳優さん達にそろばんの指導をするなど、当時の時代考証等に全面協力し、応援してきた。

 また、珠算史研究学会 も、そろばんの歴史の専門的な立場から助言を行った。

 そして、京都の映画制作所においては全珠連京都府支部の有志の方々がサポートし、エキストラとして立命館大学珠算部員も出演するなど、映画制作が進められている。

 

このような記事が、全珠連発行の<全国珠算新聞>に載っていました。今や時代のトレンディでもある「そろばん」、きっと素晴らしい映画が出来ることと期待しています!!