芸術の秋・・・。
いつもは仕事!仕事!!でバタバタ余裕のないスタッフMですが、先週は「芸術の秋」だから(ただの偶然です)、いろいろ催し事に参加してきました。
まずは、伝統工芸の<桐塑人形>(トウソニンギョウ)の作品を展示している、《大阪工芸協会会員作品展》を観に大阪本町の「本町サロン」まで行ってきました。
ここでは亀崎 泰子さんという方の作品が展示されていました。ステキな作品が並んでいました。彼女は人間国宝(重要無形文化財保持者)である秋山 信子先生 に師事されています。
桐塑(トウソ)の人形というのは、桐の木くずと生麩糊という独特な糊を練り合わせ、粘土状にしたものを、桐の木を粗彫りした台に貼り付けて形を整えたものです。最初から自分で粘土で原型を作り、頭・手足など全く一から自分で作っていきます。着せる衣装は、和紙を貼るのか・布を染めて貼るのか、そして持たせる小物も全て手作り(うちわ・祭り物・扇などまで)です。想像力と緻密さと独創性が無いと出来ないですね。
何もかも一から作る・・・と言うのは、そろばんの伝統工芸士さんが算盤製作をする時に似ています。(詳しい動画は 「四方山話」 の中でご覧になれます) ただ、人形は芸術・・・なので独創性が必要ですが、そろばんの場合は職人仕事・・・寸分狂わない緻密さが一番大切なのですね。同じ伝統工芸とはいえ、目的が違うと求めるものも大きく違ってきます。
次は映画を観に行きました。毎年一回開催され、今年で16回目の《大阪ヨーロッパ映画祭》です。まだ日本では公開されていない、ヨーロッパで活躍し始めている監督さんの作品を10作品ほど集めて、何日かに分けて上映するイベントです。今回は「LOFT」という映画を見ました。ヨーロッパ映画=暗い・・・というイメージがあるのですが・・・やはり暗かったです~~^^; でも綺麗な女優さん出ていて面白いサスペンス映画でした!もしかしたら近いうちにロードショーになる、かも!
そして、最後は、今「誰々と付き合ってる?」とか騒がれている 中村獅童の《反逆児》を大阪松竹座で観ました。(これも芸術の秋ですよね!) それも一番前の席で(*0*)、立ち回りとかした後、かぶりつきでセリフ言うとき「頼むから頭ブンブン振らないで~!汗がかかる~~!!」っていうくらい間近で獅童君を拝見できました。もちろんすっごく面白かったです^^v
という<芸術の秋>3連チャンのご報告でした。
^^v