そろばんネタ帳

そろばんコレクション

011)ぢんかう記 安永8年(1855年)

ぢんかう記1083
   安永八 巳亥年(1779年) 正月吉日 刊

   吉田光由著

  塵劫記は江戸時代に一世を風靡した和算書です。

  庶民の生活に使う計算方法を平易に説明しています。

 

 

 
ぢんかう記 1083

左図は、有名な「ねずみ算」の項目です。

「正月にネズミの親子が12匹の子を生み、その子や孫などの全てのつがいが、毎月12ヶ月間12匹づつ生むと、総計何程になるか」という問題です。 回答は「二百七十六億八千二百五十七万四千四百二匹なる也」。