そろばんネタ帳
そろばんコレクション
011)ぢんかう記 安永8年(1855年)
安永八 巳亥年(1779年) 正月吉日 刊
吉田光由著
塵劫記は江戸時代に一世を風靡した和算書です。
庶民の生活に使う計算方法を平易に説明しています。
左図は、有名な「ねずみ算」の項目です。
「正月にネズミの親子が12匹の子を生み、その子や孫などの全てのつがいが、毎月12ヶ月間12匹づつ生むと、総計何程になるか」という問題です。 回答は「二百七十六億八千二百五十七万四千四百二匹なる也」。