そろばんネタ帳
そろばんと教育
028)最新の珠算事情
下記の新聞記事は2023年度全日本通信珠算大会の一般の部の成績ですが読めるでしょうか?
(出典:全国珠算新聞 発行元(公社)全国珠算教育連盟)
団体競技の部:1位東京大学/2位早稲田大学/3位京都大学/
4位立命館大学/5位北海道大学/6位関西学院大学/
7位甲南大学/8位パナソニック/9位西南学院大学
個人競技の部:1位磯貝勇誠 京都大学/
注:個人の部 1位の磯貝さんは京都大学医学部3年生(当時)
最近の珠算大会では、上記のような超難関大学の学生が上位に並んでいます。
最近のお受験ママに聴くと、「珠算の有段者はお受験に強い」というのは当たり前らしいです。
実は、私のような年配者にとっては、珠算日本一は商業学校の学生であったり、その卒業生が多かったのですが、随分と様変わりしているようです。
幼稚園でそろばんを始めて、小学校卒業時には有段者。そのまま珠算を続ける子供もいれば、珠算を離れて、難関中・高に入学し、そのままお受験体制に組み込まれて行くらしいです。上記入賞者の学生さんはそのまま珠算を続けた少数派でしょう。
その学生さん達に聴くと、「珠算検定は頻繁にあり、”努力すれば報われる”という経験が身について行くそうです」「如何に速くミスを無くすかが問われる珠算大会の経験は、お受験時に大いに役に立つそうです」
最新の珠算事情をご紹介しました。 以上