そろばんネタ帳
そろばんと教育
009)金本先生 朝日新聞「花まる先生」に登場。
金本和祐先生が、朝日新聞教育欄「花まる先生」(2011年8月13日付)に紹介されました。
金本先生の持論である 「教えすぎない」授業の仕方が、「あっ、そうか体験」として余すことなく紹介されています。
金本先生のマル付けは一人約5秒。過去の間違い方の傾向やその子の性格などを踏まえ、ここは間違ったところを教えた方がいいのか、教えてはならないのか瞬時に判断する。
ある生徒には、間違えたところをが理解できたら、途中で席に返して、自力でやらせてまた戻ってこさせる。正解するまで何度も突っ返すこともある。
また別の子には、「10問中2問間違っているよ」としか言わない。10問全部やりなおして再度男の子が戻ってきた。「どの問題だか分かったな、なんで間違ったかも分かったか」「よし全部合ってる。何となくやってあった正解は、一所懸命考えたバツよりあかんで・・」男の子は頭をかいてうなずいた。
過去に、手をかけて与えすぎたことで、学ぶ力を奪ってしまった。その反省を踏まえ、今の「教えすぎない」授業の仕方を編み出したのです。「あっ、そうか」の瞬間がいっぱいある子は成長します。(談)
※:先日ご紹介したEdu特別授業以降、さらに取材希望が増えているようです。 以上