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地図記号のお話です

(社)大阪珠算協会さんが発行している「大阪珠算月報」に雑記帳のようなコーナーがあり、今回は理事の西川正昭先生のコラムでした。 <このマーク( )知ってました?>っていう記事です。

マーク( )の中にはそろばんの玉の形が入ります。   私も知りませんでした!!

正解は「税務署」の地図記号だそうです。西川先生も、テレビの子供番組で「地図を使って自分達の町の探検をしよう」というような所で「そろばん」という言葉に反応してしまわれたそうです。その時には記号自体は見逃してしまわれ、わざわざあちこちの本屋さんに行って探され、とうとうその記号が載っていた「地形図の手引き」(日本地図センター発行)まで購入された、とのこと・・・脱帽です。

こちらは、パソコンで「地図記号 税務署」と検索してマークを確かめました。 こちらです^^v

 

一昔前には、<そろばん>は本当に身近な便利道具だったのですね!!

「お得なセット」の<34500セット>が完売です

すみません、いつの間にか<34500セット>が完売していました。最近ご注文が無いなあ・・・と思い、チェックしてみて判明しました^^;

23桁カバ玉5000円の商品に無地のソロバンケースが付いてくるセットで、数量限定のキャンペーンでした。代引き送料もサービスになって、とってもお得でご好評を頂き、追加でキャンペーンをしましたが、とうとうそれも完売しました。

また新しい「お得なセット」を考えますので、お待ちくださいね!!  ちなみに<34503セット>(新ツゲ玉のセットです)は、あと少しだけ在庫がございます。

左利き用のソロマチック

6月16日・17日と出張のため、出荷作業が出来ず、またご注文いただいておりましたお客様に、メールを差し上げたりする作業も遅れてしまって申し訳ございませんでした。

本日、発送の手配をして、ご希望の納期に間に合わせるように致します。

よろしくお願いいたします。

 

商品の品切れのお知らせです・・・左利き用右ボタンのソロマチック23桁ツゲ玉<USM-103-LEFT>が全部売れてしまいました。今年の注文には入れておりますが、今の予定では11月入荷となっております。頑張って早く入荷できるよう職人さんにお願いしてますので、早く入荷しそうでしたらご報告いたします!

左利き用右ボタンのソロマチックは、「こんなの探してたのよ!やっと見つけました!」とあちこち検索して、やっとたどり着いてくださるお客様が、最近少しずつ増えてきています。せっかくたどり着いて下さったのに、「え~!?品切れなの~!?」とガッカリされると申し訳ないですよね。なるべく早く作ってもらいます。ちなみに左利き用のカバ玉 <USM-100-LEFT> は在庫がございます!

よろしくお願いいたします。

映画「武士の家計簿」

「そろばん侍」の生涯と家族愛を描く 「武士の家計簿」 ・・・昨年12月にもNEWSでご紹介させていただきましたが、平成22年12月4日から上映されることになりました。

堺雅人氏の軽快なそろばん指さばき

 

 

 

 

 

 

 

 

映画の製作では監督を森田芳光氏が担当、主人公・猪山直之役に堺雅人氏、その妻・駒の役は仲間由紀恵さんが演じる。原作は磯田道史氏(茨城大学准教授)の新潮新書「武士の家計簿《加賀藩御算用者》の幕末維新」。

 加賀藩で藩の財政をつかさどる役人「御算用者」を務める猪山家の八代当主・直之。映画では、直之の一貫した倹約ぶりとけなげに夫を支える妻の姿が描かれ、そんな「家族愛」に支えられて、直之は加賀藩の財政と猪山家の家政再建という直面する大きな課題に立ち向かっていく。

 時代は江戸から明治へ。直之の息子・成之も父の「そろばん魂」を受け継ぎ、すぐれた算用者として、時代が求めたその才能を評価され、新政府のもとで力を発揮する。

 

 この映画のために、全国珠算教育連盟では、製作当初から珠算教育研究所・谷賢治先生が、制作スタジオでの俳優さん達にそろばんの指導をするなど、当時の時代考証等に全面協力し、応援してきた。

 また、珠算史研究学会 も、そろばんの歴史の専門的な立場から助言を行った。

 そして、京都の映画制作所においては全珠連京都府支部の有志の方々がサポートし、エキストラとして立命館大学珠算部員も出演するなど、映画制作が進められている。

 

このような記事が、全珠連発行の<全国珠算新聞>に載っていました。今や時代のトレンディでもある「そろばん」、きっと素晴らしい映画が出来ることと期待しています!!

 

出張のお知らせです

雲州堂の出荷担当スタッフMは、6月16日~17日に出張の予定が入りました。

その為16日・17日は出荷業務ができません。ご不便をおかけ致しますがご了承下さい。

ご注文の受付はさせていただいておりますので、WEBのほうからご注文下さい。

 

よろしくお願いいたします!!

読売新聞に<「能力アップ」そろばん復活>の記事が

早いもので、もう6月になりました。気候不順・政治不安など、いろいろ心配なことが多いこの季節ですが、梅雨に入るのが少し遅れているようで、関西は<カラッと爽やか!昼間は少し汗ばむけれど、夕方になると涼しくなる>という理想的な気候になっています。 むしむしジトジトの梅雨に突入する前のほんの一時、すがすがしい季節です^^v

 

最近、新聞やテレビで、「そろばんネタ」がよく取り上げられています。

今回は、5月29日の読売新聞<列島2010>というコーナーで取り上げられておりました。

秋田支局の金島さんの取材です・・・

 

 そろばんが「能力開発につながる」と見直されている。塾に子供たちが戻り、検定を受ける人が増加に転じた。授業で力を入れる学校も。読み書きと並び、学習の王道だったそろばん。復活に繋がっていくのだろうか。

 秋田市の「田中珠算学校」では、この3年で生徒数は倍の40人になった。小4以下が7割で幼稚園児も居る。田中満子先生はつまづいている子に要領よく助言。答えが出ると、ニッコリ笑顔が返ってくる。「学校で算数が楽しくなった」という生徒。「人の話をよく聞くようになった。向上心も身についてきた」と喜ぶ生徒の親。

 大阪府交野市「星の郷総合教室」の金本和祐先生も、10年ほど前13人で始めた生徒が、今は幼稚園児から高校生まで約350人が通い、「《脳の発達にいい》と通わせる親が急増した。こんなに増えるとは」と驚く。

 日本珠算連盟によると、珠算検定受験者は80年の205万人を境に減少し、2005年に18万人に落ち込んだ。それから上昇に転じ2009年は21万人。連盟は「能力トレーニングのブームで、集中力や記憶力の向上に役立つとの考えが広がったことが大きい」と分析する。

 そろばんに関する著書がある京大名誉教授の久保田先生は、「暗算は脳の前頭前野を使うため、記憶力や物事を論理的に処理する力を養うことにもつながる」と説明する。

 2011年から、今まで小3のみ必修だったそろばん授業が、小3と小4まで拡大される。京都市の私立立命館小は、2年間で140時間をそろばんに充てる。星の郷総合教室の金本先生が独自テキストを使って指導。教室には答え合わせの児童の列ができ、活気があふれる。

 

このような内容の記事でした。ただ、一方では(一度どん底までそろばん人口が減少している為)指導者が高齢化して、担い手不足が課題となっている、という事実もあります。

 

(ここからは私見です) それだけでなく、そろばんの職人さんも高齢化し、伝統工芸士さんは現在数名の方々のみで、後を継ぐ人がいません。「機械そろばん」は何とか作れても、貴重な「手作りそろばん」は今の所どんどん少なくなっていく危機状態です。熟練された技術を習得するまでに長い年月のかかるそろばんの職人さん、なんとか若い職人さんに後を継いでいただきたいものです。